【入門】MCPサーバーとは?AI活用の幅を広げる新規格の基本と仕組み

はじめに
今回は最近注目されているMCP(Model Context Protocol)サーバについて説明しようと思います。
MCPサーバが使われている理由やMCPサーバでできることについてまとめました。
1.MCPって何?
そもそもMCPサーバのメリットってなんぞや?と思いましたので、簡単に初見の方にも説明させていただきます。
従来は、下記のようにAIサービスの数だけコードが必要でした。
【従来】
Claude ── (自作コードA) ──> PostgreSQL
LibreChat ── (自作コードB) ──> PostgreSQL
Chatbox ── (自作コードC) ──> PostgreSQL
しかし、MCPサーバを作成するだけでこれらの個別コードが不要になります。
【MCP】規格の統一(シンプル)
Claude ┐
LibreChat ┼──> [ MCPサーバー ] ──> PostgreSQL
ChatGPT ┘
これにより以下メリットが生まれます。
- 一回作れば使いまわせる
- 設定自体をサーバに持たせられるので、セキュリティが向上
- ローカル(自社DBやシステムログ)データの確保
2.なぜMCP?
上記の仕組みを見れば分かるように要は、AIのデータを他のツールに繋げる物を一元化して管理するのに便利だから使います。
何故便利か?というと
昨今AIが普及してきたため、AIを使用している割合は徐々に増えてきていると思います。
例) Gemini, ChatGPT, Claudeとか
ここを閲覧しにきた方もAIについて多少なりにも興味があったため、閲覧していると考えております。
ですが、現在のAI使用法は、
-
テキストで質問して回答を得る
というフェーズから -
AIに仕事を進めてもらう(=AIエージェント)
という手法に切り替わっております。
そのため、AIエージェントとしての基盤となる技術である「外部ツールと連携でき一元化している仕組み」としてMCPサーバが注目されています。
3.MCPサーバでできる事
さて、ではMCPサーバについてどういうものかわかったと思うのですが、 結局役割はわかったけど、何が出来るんや?と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思うので、まずは出来ることを羅列します。
-
Tools(ツール実行 / アクション)
AIに「命令を出して外部システムを操作する能力」を与えます。
例:「GitHubにIssueを作成して」「Slackの特定のチャンネルにメッセージを送信して」「SQLクエリを実行してデータを更新して」など。 -
Resources(リソース提供 / データ参照)
AIに対して「動的に読み込めるデータ源(テキスト、画像、JSON、ログなど)」を提供します。
例:「ローカルのログファイルを監視・取得させる」「社内Wikiのドキュメント構造を読み込ませる」「最新のDBスキーマ情報を渡す」など。 -
Prompts(プロンプトテンプレートの共有)
定型化されたタスクの入力フォーマットや指示文をシステム側から提供します。
例:「コードレビュー用の定型プロンプト」「バグ報告用テンプレート」などをAIクライアントのメニュー画面からワンクリックで呼び出せるようにする。
4.MCPサーバーを導入するメリット
以下3つであると言われています。
- 一元化された連携プロトコル
何といってもこれ。
一度MCPサーバーを構築すれば、Claude DesktopでもCursorでも、ChatboxでもMCPに対応したあらゆるAIクライアントから同じコードベースで再利用できます。 - セキュリティとアクセスコントロール
APIキーや接続認証情報をMCPサーバー側に秘匿し、AIが直接アクセスできる範囲を厳格に制限できます。 - 豊富なエコシステム
GitHub、PostgreSQL、Google Drive、Slack、Brave Searchなど、多くの公式・サードパーティ製MCPサーバーがすでにオープンソースで提供されています。
5.次回について
次回はgoogle Cloudを使用してMCPサーバを作成しようと思います。 https://codelabs.developers.google.com/getting-started-google-mcp-servers?hl=ja#0

