grasys blog

指1本でタイピングしてた人がGoogle Cloud Architectを取得するまで

こんにちはtsunodaです。
去年Googleの資格、Cloud Architectを取得しました。
私がGoogleの資格を取るまでに何をしたのか簡単にご紹介しようと思います。

私は最初grasysには監視要員として入りました。
当時タイピングは人差し指1本、パソコンのパの字も知らん状況。the素人。やったね!

そんな人が資格を取るまでに何をしたのか。
最初に言っておくと結構月日は経ったw

まずは

監視要員として働きながらITエンジニアに興味を持ち出し1年ぐらい独学してみる。
寿司のタイピングゲームとかしながら人差し指1本から脱皮。

linuxコマンド2,3個持ってインフラ運用に飛び込む。
ここでGCPに触れるようになるんですが、ドキュメント読んでもよく分からん状態だったので、サーバやネットワークなどの基礎的な知識の底上げ、単語帳作って覚えたりしました。
運用に入って最初の方は、みんなの会話を盗み聞き、分からない単語が出たらメモ、そしてその日の終わりにメモったやつを全部調べるという謎行動もしていました。コミュ障の技。

読んだ本を一部抜粋

サーバの基本
ネットワークの基本
linuxの教科書
Google Cloud (GCP) Platformエンタープライズ設計ガイド
基本ばっかり。。ただ、知識が無い私には神でした。

そんな感じで勉強しながら2,3年仕事をし、ようやくGCPとはなんぞやがざっくり分かってきたので、試験勉強を始めました。

Architect試験対策

やったことは大きく分けると5つです。

・Cousera
・QwikLabs 
・模擬試験(練習問題)
・ドキュメント漁り
・用語まとめ

Cousera

Preparing for the Google Cloud (GCP) Professional Cloud Architect Exam 日本語版
このコースをやりました。具体的には、

内容を要約してまとめる。
ケーススタディについては、どんな会社で何がしたくて、どんなプロダクツを使って運用するのか要約してまとめる。
途中にある練習問題を全部まとめる。
↓
まとめたものを読む、覚える。
練習問題に至っては、なぜこの選択肢が正解で、なぜこの選択肢は不正解なのか説明できるまで覚える。
ケーススタディはあらかじめどんな会社かなどを頭に入れておいて試験に挑めるようにしておく。

という感じで実施しました。
めんどくさいから暗記しちゃえという感じで暗記しました。

QwikLabs

GCPの各プロダクツのQwik Startとつくものは一通り実施しました。
本当は2周ぐらいしたかったんですが、とりあえず1周はして、理解が微妙なものだけ2回やりました。

模擬試験

模擬試験もまとめて、なぜこの選択肢が正解で、なぜこの選択肢は不正解なのか説明できるまで覚えました。 単純に解答と解説を暗記です。
https://cloud.google.com/certification/cloud-architect

ドキュメント漁り

このプロダクツはなんぞやな部分と、プロダクツの特徴を主に読んでまとめました。
分からない単語は都度調べ、Couseraの練習問題や模擬試験に出た箇所の説明はよく読みました。
https://cloud.google.com/docs?hl=ja#section-7

用語まとめ

練習問題や模擬試験などに出てくる用語の意味をリストアップして覚えました。
この辺は当たり前に知っている人が受験するものだよという圧を感じました。

 
というように、まとめる→覚えるを実施しました。
自分はまず暗記し、そのうち点と点がつながると理解していく方なので、とりあえず試験対策的に提供されているものを使用して覚えていきました。
あとは上の方でもご紹介しましたがgcpの本も読みました。
これ↓
Google Cloud (GCP) Platformエンタープライズ設計ガイド

まとめ

私の周りでは、そんなに勉強せずとも合格する人がいました。自信ないなー、やべぇと言いつつ合格する方々。。
えなんで?もしかしていけちゃうのか?と思い、ちゃんと勉強を進める前に一度試験を受けましたがその時は不合格でしたw

私の周りはみな経験者。色々と経験を積んできた猛者が多いので、gcpのpub/subってあのpub/subでしょ?へぇーgcpだとこういうやり方なんだ、という感じですんなり理解しやすいんじゃないか説。
スマホのマイクラしかやったことないけど、PCマイクラってこうなんだ、へぇー!という具合。
だから試験問題もある程度頭でイメージできるし、解答も経験や知識からgcpに引っ張ってきて当てはめやすいんじゃないか説。
GCPを理解する前提知識や経験が当時の自分には足りなかったので、仕事を通して経験値を上げたり本を読んでレベル上げ。
からの試験勉強をしていきました。月日が経過。
あとは過去問も少しやりましたが、結構同じような問題が出てきた印象です。
迷った時はgoogle目線で考え、どれをgoogleは推しているのか予想し選択する解答方法も効果的です。

そんなこんなで無事に合格となりました。
時間はかかりましたがなんとか合格したので、これから試験を受けようと考えている方の参考になればと思います。


株式会社grasys(グラシス)は、技術が好きで一緒に夢中になれる仲間を募集しています。

grasysは、大規模・高負荷・高集積・高密度なシステムを多く扱っているITインフラの会社です。Google Cloud (GCP)、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azureの最先端技術を活用してクラウドインフラやデータ分析基盤など、ITシステムの重要な基盤を設計・構築し、改善を続けながら運用しています。

お客様の課題解決をしながら技術を広げたい方、攻めのインフラ技術を習得したい方、とことん技術を追求したい方にとって素晴らしい環境が、grasysにはあります。
お気軽にご連絡ください。


採用情報
お問い合わせ