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Terraform Cloud VCSの設定(Bitbucket Cloud)

本日は Terrafrom Enterprise 改め Terraform Cloud の触りとしてVCSの設定を紹介したいと思います。

Terraform Cloud は2019年前半に名称が変わりました。 (Terraform Enterpriseはオンプレ製品の名前にスライドしています)

では早速、 Getting Startedに従ってVCSを設定していきます。

VCS(version control system)の設定

バージョン制御用にVCSを設定します。Terraform Cloudの使用にVCSは必須ではないようですが、Repositoryで差分を残せたり、pushからWebhookでplan実施してくれるなど、いいこと尽くしなので使用推奨。

サポートされているproviderは現在6つです。

  • GitHub
  • GitHub Enterprise
  • GitLab.com
  • GitLab EE and CE
  • Bitbucket Cloud
  • Bitbucket Server

Terraform CloudとVCSの接続はOAuthとWebhookで行われます。(例外でSSH鍵での接続もあり)

ここではBitbucket Cloudと接続してみます。

Bitbucket Cloud側OAuth設定画面

Name, Descripitionは適当に、URLは https://app.terraform.io を設定します。

権限は公式通りに設定で良さそうです。

注意する点はコールバックURLの登録です。Bitbucket側の設定時にはまだコールバックURLは存在しないので空欄にしておき、Terraform Cloudの設定で発行されたURLを設定し直す必要があります。

作成されたOAuthのKey, Secretを控えておきます。

Terraform Cloud側VCS設定画面

基本、控えたKey, Secretを入力するだけです。

ここまで登録が終わるとコールバックURLが発行されますのでコピーしましょう。

再びBitbucket Cloud側OAuth設定画面

再びBitbucket側のOAuth設定画面から編集、URLを貼り付けて保存します。

ようやくOAuthの準備ができました。Terraform Cloud VCSの設定画面から Connect organization <NAME> を選択してみます。 さきほど許可した内容でよいか確認のポップアップがでますので、アクセスを許可します。 !Done! Successfully linked to Bitbucket!! と表示されればVCSの設定は完了です。

次回はいよいよTerraform Cloudにワークスペースを作成してGCEを立てようと思います。


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