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『モンハンワイルズ』を快適にプレイしたい!自作 pc レポ 組み立て編

こんにちは、moridyです。

みなさんモンハンワイルズ楽しまれてますでしょうか。

nvidiaのドライバーは、ワイルズでクラッシュする問題が最近の576.40でやっと改善されてきた様ですね!

(私はまだ様子見です。私の環境ではワイルズ発売時の572.60がクラッシュせずに動きます。ちらつきはあるけど。。。)

私は歴戦王レダウに焼き払われつつスラアクの練習をしております。

ゾシア防具で回復速度、回復力アップを盛ると被弾覚悟の立ち回りが楽でいいですね。

破壊衝動と組み合わせてゼロ距離解放突きをすると、爆発しながら回復できて気持ちよくなれます。

今回は前回の続きで、自作PCの組み立ての過程をお届けするので、よろしければご覧ください。

PCは外側も大事

PCを自作する上で性能や価格などの実利面にこだわるのは当然かと思いますが、個人的に外装パーツ選びはPCを自作する上での醍醐味でもあると思います。(ここでは、無くてもPCが起動するパーツのことを外装パーツと呼んでいます。)

パーツの取り付け位置はマザーボードによって概ね決まりますので、端的に言えばソケットに挿すだけです。

ですが、パーツから伸びるケーブル類をどう配線するかという部分は、PCケースやパーツ構成によって変わってきます。

ケーブルを極力隠す様にしたり、見た目をデコレーション(最近は光るケーブルがある!)したり、自作PCならではのこだわりを反映できる部分です!

冷却がPCの性能を左右する

PCの性能は中身で上限が決まりますが、その性能を十分に引き出せるかは冷却周りで決まってきます。

PCパーツの消費電力は世代を重ねるごとに増しており、それに合わせて発熱量も大きくなっています。

しかし、パーツの熱耐性には限りがあるため、高温になるとサーマルスロットリングが実行され、発熱を抑えるためにパーツの性能に制限が掛かることがあります。

パーツの性能を遺憾なく発揮するためには、十分な排熱を確保した構成にしなければいけません。

PCは主に空気の流れ(エアフローと呼ばれます。)で排熱するので、空気の流路や流量を決定づけるPCケースやケースファンといった外側のパーツも大事になってきます。

(ケースがないのが一番冷えるという話もありますが、埃が溜まりやすくこまめな掃除が必要になるので覚悟が必要です。結局はエアコンで室温を下げるのが良いというのは間違いない。)

やっぱり見た目は重要

PCケースは当然として、ケースファンや冷却パーツは外部から見える部分に配置されることが多く、見た目を左右する部分でもあります。

PCは作業スペースに置くことが多いですし、せっかくなら気に入った見た目がいいですよね!

BTO(Build To Order)だとPCショップが注文に応じてある程度カスタマイズしてくれますが、基本的に決まったケースしか選べません。自作PCでは好きなケースを使用することができるので、よりどりみどりです。

一昔前は四角い箱のイメージが一般的でしたが、最近ではゲーミング然としたギラギラしたものから、インテリアと見紛うものまで、各社から様々な見た目や機能を持ったケースが販売されています。

自作するか迷っている方は気に入るケースがないか探してみて下さい。きっと自作したくなってきますよ。。。!

(LCDモニターを取り付けるのが流行りの様です。アニメーションやPCの状態を表示できます!)

modPCという界隈ではオブジェの様なPCケース(ケースと言っていいのか謎ですが)を制作している人までいます。

ちなみに私はギラギラしてるのが好きです。光り物って良いですよね!

パーツ雑感

主要なパーツ構成は前回の通り

以下は前回紹介しなかったPCケースや冷却パーツです。

PCケース:geometricfuture model5

省スペースを意識した設計で、電源ユニットの搭載部分とフロントパネルが一体化しています。

流行りのピラーレスなので正面からでもPC内部が見えちゃいます。

正面のガラス部分は四角じゃありません。加工の手間を惜しまないこだわりが垣間見えます。
エアフロー用の仕切り板にはフィギュアなど飾れます。落下には注意が必要。

ところどころにある角の取れた四角はメーカーのロゴになっており、デザインに溶け込みつつも自己主張しています。強度的にも角を取ることには意味があるので、かなり上手い設計に感じました。

使いやすさにも配慮されており、ツールレスで分解が可能なのも嬉しいポイント。

金属パーツが多めで、安っぽさもありません。その割にお値段は1万5千円ほどとお安めです。

初めてのメーカーでしたが、デザインの秀逸さに惹かれて購入しました。ファン搭載数は最大10基

ただし、省スペースとデザインを重視しているため、配線の難易度は高めでした。

特に電源ユニットのサイズが大きい場合は、ケーブルをかなり曲げないとマザーボード側に出せません。

熱トラブルが問題になりやすい今の世代では少し怖いです。

電源ユニットが入るスペース。フロントパネルのケーブル類が邪魔に感じる狭さ。配線スペースも狭い。
電源ユニットを搭載するとこんな感じ。superflower LEADEX VII PLATINUM PRO 1000Wの場合はかなり厳しい。。。

また、電源ユニットが前方に来ている関係で、後方の電源ケーブルから電源ユニットまでの延長ケーブルが付属しているのですが、これが曲者で電源ユニット側の電源端子の向きによっては挿すことが出来ません。

右側からケーブルを出したいけどケーブルの向きが合わない。。。盲点でした。

私はamazonで向き違いの電源ケーブルを購入してことなきを得ました。(ここが今回一番躓いた箇所な気がします。)

この辺りはパーツの下調べで解決できるところなので、気をつけましょう。。。

裏側の配線スペースもかなり狭く(というか薄く)、丁寧な配線が求められます。

電源ケーブル系を裏に回していると狭いスペースが上下に分かれてしまうのも辛いところ。ファンコントローラーなどがある場合かなり厳しいです。

このケースでスッキリ配線したい場合はオーダーメイドのモジュラーケーブルなどに手をだす必要があるかもしれません。

(私は無理やり詰め込みました。蓋がちょっと膨らみました。)

CPUクーラー:thermaltake 420ultrav2 lcd

今回は簡易水冷を採用しました。

冷却パーツの性能には放熱部の総面積が重要なポイントなので、搭載可能な最大サイズである420mmを選んでいます。

天面にラジエータを搭載しました。でかい。
140mmファンが3つ付属します。

ついでにcpuに取り付ける部分にはLCDモニターがついており、CPUの温度やgifアニメを表示可能です。

しっかり冷えて性能的にはかなり満足です。gifアニメが表示できるのも視覚的に楽しめて良い!

ただ、LCDモニターを使うためにthermaltakeの専用ソフトが必要なのが微妙でした。。。

セットアップが悪い可能性もありますが、スリープから復帰するとLCDモニターを認識しなかったりします。

LCDモニター側にアップロードした(らしい)画像も専用ソフトを起動していないと表示してくれません。

(似た様な事例で海外フォーラムを調べても解決した様子がないので、こういうものなのでしょう。)

thermaltakeさんソフトの改良お願いします。

ケースファン:thermaltake CT120 ARGB, swafan140 RGB

ファンもcpuクーラーとメーカーを揃えました。

thermaltakeのファンはネジ部分にゴムが付いていて制振性を期待できます。

また、磁石でファン同士を連結して信号や電力を伝達できるので、ケーブルを減らせます!

風量、静圧も高めなので性能的にも十分です。物を選べばお安めのものもあります。

(静圧はどれだけ圧力を高められるかを表すものです。高いと入り組んだ部分の冷却に有利)

下側がCT120で奥がswafan140。swafanは丸い枠も光ります。

PCパーツのLED周りは同じメーカーで揃えないと、上手く発光を同期できなかったりします。

大体はLED制御ソフトの対応が書いてあるので、そこに注意しましょう。

あとARGBと書いてあるものを選びましょう。RGBは三原色ですがAはアドレサブルの意です。

ファンのLEDを個別に制御できるので見た目をよりカスタマイズできます。

お気づきかと思いますがswafanはRGBです。なぜかARGB版は日本では終売している様だったので、同じメーカーということで妥協しました。

ファンの送風方向を切り替えられる(ファンブレードを付け替えます!)という面白いファンで、3個組のうち送風方向を使い分けられるのはかなり良かったです。(お値段は高かったですが。。。)

一応専用のファンコントローラを使うことでARGBと同等に光らせることが出来ますが、かなり邪魔です。

まとめ

以上を組み立てると以下の写真になります。

前回と同じ写真です。改めてみると味わい深いです。

実はcorsairのメモリもLEDの制御に専用ソフトが必要で、現在私のPCではthermaltake(LCD)、corsair(メモリ)、asrock(ファン、マザボ)の3つが動いています。なんとかマザボのLED制御に統一したい。。。

初めてLEDを意識してPCを組んだので良い経験でした。皆さんはLED付き製品の購入時には気をつけましょう。

今回は見た目にこだわってパーツを選んだので、特に組み立てや専用ソフトウェアの扱いに苦労することが多かったです。(rtx50の件は置いておいて)

組み立てはじっくりと選んだパーツの互換性(物理)などの答え合わせの様で緊張する部分でもありますが、なんだかんだ楽しめました。

皆さんも気が向いたらぜひ自作してみてください。私はミニPCにチャレンジしてみようかな。。。

前回の記事などもよろしければご覧ください! Series PC Customize


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