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1 月に入社しました。watanabe です。Cursor を 1 週間ほど触ってみました。以前 GitHub Copilot を使っていたのですがうまく使いこなせなかったため Cursor はうまく付き合って行こうと思います。Cursor と友達になりたい。MCP なるものがあると最近知りました。
何なに?自然言語でデータベースを操作できる。他にも外部データやツールと連携でき色々できるようになると。。。
これは使いこなせるようになりたいと思い、どんなものか実際に使ってみました。
Cursor とは
まず Cursor とはなにか、せっかくなので Cursor の Chat で聞いてみました
Cursor は、AI を活用した次世代の統合開発環境(IDE)です。主な特徴は以下の通りです:
- AI アシスタント機能
- コードの自動補完
- コードの説明やドキュメント生成
- バグの検出と修正提案
- コードのリファクタリング支援
- 高度なコード編集機能
- マルチカーソル編集
- インテリジェントなコードナビゲーション
- リアルタイムのエラー検出
- AI との対話機能
- 自然言語での質問応答
- コードの説明や改善提案
- 技術的な質問への回答
- クロスプラットフォーム対応
- Windows、macOS、Linux に対応
- 様々なプログラミング言語をサポート
- セキュリティとプライバシー
- ローカルでの AI 処理
- データのプライバシー保護
Cursor は、開発者の生産性を向上させ、より効率的なコーディングを実現するためのツールとして設計されています。特に、AI を活用した機能により、複雑なコードの理解や開発プロセスの効率化が可能になっています。
また VS Code をフォークして作られており、VSCode のショートカットキーをそのまま使えたり、拡張機能を一括でインポートもできるため VS Code ユーザーはスムーズに移行ができます。
私も VS Code ユーザーだったため違和感なく移行できました。見た目はほとんど変わらないです。
MCP とは
早速 MCP を接続していこうと思います。
MCP とはなにか聞いてみました。
Model Context Protocol(MCP)について説明させていただきます。
MCP は、AI モデルとアプリケーション間の通信を標準化するためのプロトコルです。主な特徴は以下の通りです:
- 標準化されたインターフェース
- AI モデルとアプリケーション間の統一された通信方法を提供
- 異なる AI モデル間での互換性を確保
- プロトコルに基づいた一貫したデータ交換
- コンテキスト管理
- 会話履歴や文脈情報の効率的な管理
- 長期的なコンテキストの保持
- コンテキストの再利用と最適化
- データ構造の標準化
- 入力データの形式の統一
- 出力データの構造化
- メタデータの管理
- 拡張性と柔軟性
- 新しい AI モデルの容易な統合
- カスタム機能の追加
- 異なるユースケースへの対応
MCP の設定
MCP はプロジェクト、グローバルで設定ができ、今回はプロジェクトで設定していきます。
SQLite の MCP SQLite Server を設定していきます
前提
uv がインストールされている
- macos
$ brew install uv
- linux
$ curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
設定
- project ディレクトを作成して移動します
$ mkdir project && cd project
- sample.db に User テーブルを作成します。
sqlite3 sample.db "CREATE TABLE User (id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT, name TEXT NOT NULL, email TEXT UNIQUE NOT NULL, created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP);"
- user の csv を作成する
チャットで日本人名でデータ作ってもらいました
name,email
山田太郎,yamada.taro@example.com
鈴木花子,suzuki.hanako@example.com
佐藤一郎,sato.ichiro@example.com
田中美咲,tanaka.misaki@example.com
伊藤健一,ito.kenichi@example.com
渡辺優子,watanabe.yuko@example.com
小林誠,kobayashi.makoto@example.com
加藤梨沙,kato.risa@example.com
吉田翔太,yoshida.shota@example.com
中村愛,nakamura.ai@example.com
斎藤大輔,saito.daisuke@example.com
高橋美優,takahashi.miyu@example.com
石川裕子,ishikawa.yuko@example.com
山本和也,yamamoto.kazuya@example.com
松本さくら,matsumoto.sakura@example.com
井上拓也,inoue.takuya@example.com
木村真由美,kimura.mayumi@example.com
林正樹,hayashi.masaki@example.com
清水千尋,shimizu.chihiro@example.com
近藤光,kondo.hikaru@example.com
小野寺美月,onodera.mizuki@example.com
中島淳,nakajima.jun@example.com
森本裕子,mori.yuko@example.com
山口健太郎,yamaguchi.kenta@example.com
小林奈緒,kobayashi.nao@example.com
山本陽子,yamamoto.yoko@example.com
佐藤淳,sato.jun@example.com
田中奈緒,tanaka.nao@example.com
伊藤淳,ito.jun@example.com
渡辺奈緒,watanabe.nao@example.com
- MCP SQLite Server をクローンします
- プロジェクトで MCP を設置するため
.cursor/mcp.json
に設置を書き込んでいきます。
グローバルで設定したい時は、右上の歯車マークから MCP > Add new global MCP Server から設定できます
$ mkdir .cursor
$ touch .cursor/mcp.json
{
"mcpServers": {
"sqlite": {
"command": "uv",
"args": [
"--directory",
"<parent_of_servers_repo>/servers/src/sqlite",
"run",
"mcp-server-sqlite",
"--db-path",
"./sample.db"
]
}
}
}
ここが緑になれば設定完了です。

早速 user.csv からデータを挿入してみます。

Run tool
か command + enter
で実行されます。都度実行してください。
実行した SQL や結果が見れます。

挿入が完了したので、データについて聞いてみました。

まとめ
簡単に MCP の設定ができました。他にも GitHub MCP サーバーを使えばリポジトリの作成、ブランチの管理、コミット、プルリクの管理などもできるようになります。
まだまだ Cursor を触って 1 週間ほどで使いきれていない機能もありますので使い続けて行こうと思います。
なんだか友達になれそうです。
もっともっと開発を快適にスピーディになっていければいいなと思います。

